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    留袖

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    振袖

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    訪問着

着物のお手入れ

自分でできる!しわにならない着物のたたみ方

たたんだ着物

自分でできる!しわにならない着物のたたみ方

着物姿にはあこがれるものの、着た後のお手入れやたたむのが苦手な人が多いようですが、一連の片付け方を覚えておくと、思ったよりも簡単に着物ライフが楽しめます。
着物を着た後は陰干しをして、しわを取ってからていねいにたたんで収納すると、次に着るときにあわてずにすみます。

着物にしわができるとどうなる?

どんなに高価で素敵な着物を着ていても、たたみじわや折じわができていたのではせっかくの着物姿も台無しです。
お茶のお稽古などで着物を着て正座をしたときに、ひざ裏に細かいしわができることがありますが、このしわも立った時の後姿の美しさを半減させてしまいます。
とにかく、見えるところにしわをつくらないことが、着物姿を美しく見せるコツです。
着物を着る予定がわかっている場合は、風通しのよい日陰に2~3日前から着物専用のハンガーにかけておくと、ほとんどのしわは目立たなくなります。

・目立つところにしわができている!しわを取るには?

思いつくのはアイロンをかけることですが、絹の着物にスチームアイロンはおすすめできません。
初心者は縮ませてしまうこともあるので、マル秘テクをお教えします。
アイロン台にたとう紙を敷き、文字などが印刷されていない白い部分にしわができたところを広げて置き、もう一枚たとう紙のやはり印刷がない部分をかぶせ、サンドイッチ状態にして絹の温度に設定したアイロンをかけます。

・しわのできる原因は?

着物にしわができる原因の多くは、収納するときのたたみ方のまずさからできるたたみじわです。
和ダンスに着物を収納するときは、下には普段用の織の着物を入れ、その上に絹の着物を収納するようにしましょう。
上等の絹の袷類は特にしわになりやすいので、下の方にしまうのは厳禁です。
また、ぎゅうぎゅうに入れると引き出しの開け閉めでしわになってしまうので、ゆとりをもって収納しましょう。
着付け方によっても、帯の下などに細かいしわができることがありますが、風通しのよい日陰で着物専用のハンガーにかけておくと、ほとんどは気にならない程度に戻ります。
他にも仕立てのまずさから、袷などでは表地と裏地の間に微妙に袋が入っていて、たたんでしまったときにそこにしわができることがあります。
そんな場合は、仕立ててもらった呉服屋さんなどに相談してみましょう。
着物のしわを防ぐには、着物専用のハンガーにかけて、しわのない状態に戻してから収納することです。
かと言って、あまり長い間着物ハンガーに吊ったままにしていると、すそに袋が入ってしまうことがあるので、2~3日をめどに片づけましょう。

着物の種類と主なたたみ方

女性の場合は、着物の種類は大きく分けて礼装、準礼装、外出着、街着、普段着、浴衣などに分けられます。
男性の着物の種類に比べ、女性の着物の種類は細かく分かれており、格に応じた帯との取り合わせを考える必要があります。
近年では洋服感覚で、格を合わすことにこだわらずに着付けを楽しむ方もいらっしゃいますが、基本を知っておくことは大切です。

・主な着物の種類

女性の第一礼装は、打掛、黒留袖、本振袖、喪服などです。
準礼装(略礼装)は色留袖、訪問着、振袖、色無地、江戸小紋の紋付などです。
外出着は付け下げ、小紋、紬の訪問着、無地の紬、絞り、お召、更紗などです。(付け下げは準礼装として着ることもできます)
街着や普段着、浴衣などは格が低い着物で、絣、黄八丈、ウール、銘仙、木綿などの着物です。

・主な着物のたたみ方

着物の種類によって、たたみ方は少しずつ違いますが、本だたみが基本です。
長じゅばんにはじゅばんだたみ、羽織には羽織だたみ、コートにはコートだたみがありす。
夜着だたみとはあまり聞きなれない名前かと思いますが、金糸銀糸の刺繍がたくさんある振り袖や留袖などに用いるたたみ方です。
その他にも、脱いだ着物を立ったままでもたためる、袖だたみがあります。

それぞれの着物のたたみ方

・本だたみ

あれこれ、たたみ方を覚えるのは苦手という方も、本だたみだけはマスターしましょう。
女物の単衣(ひとえ)や袷(あわせ)、男物の着物も本だたみです。

①衿が左にして着物を広げ、おくみの縫い目で手前に折り返します。

②上前身ごろのおくみを下前身ごろのおくみと合わせます。

③下前身ごろのわき線に上前身ごろのわき縫いを重ねます。

④衿は背中心で内側に折りこみます。

⑤上になる袖を身ごろに重ね、すそを引き上げてきて二つ折りにします。
下になる袖は、下側に折ります。
(男物は袖幅が広いので、袖付けの縫い目より少し袖側を折ります)

・夜着だたみ

留袖や振り袖、訪問着などの金糸や銀糸、箔を施した着物や、男物の紋付き、宮参りや七五三の子供の着物などに向くたたみ方です。
礼装用の上等な着物は汚れや脂がつくと変色しやすいため、手をきれいに洗って、たたむスペースは清潔にしておきましょう。
また、紋の上に置く和紙や、着物の上に置く棒状の真綿なども用意しておきましょう。

①左側に衿がくるように着物を広げます。

②下前をわき線にそって折り、上前を重ねます。このときに刺繍や紋の部分は薄紙をあてます。

③衿をたたまれていた通りに、余分なしわをつけないようにたたみます。

④両袖を袖付け線で、左右の胸側に折ります。

⑤身丈を二つ折りますが、折り目がつかないように、棒状にした白布や真綿ををあてます。

⑥物差しなどを置いて、すそを折り返します。

・襦袢だたみ

長襦袢(ながじゅばん)は、たたむ前に必ず半襟を外しておきましょう。
肌じゅばんほどでないにしても、肌に近いので汗がつくこともあります。
気になるようならクリーニングに出しておきましょう。
また、クリーニングに出すほどでもな場合は、着物ハンガーにかけて湿気を取ってから、たたみましょう。

①本だたみと同様に、衿の方が左側にくるように広げ、下前の上に上前を重ねます。

②下前のわき線を中心に持ってきて、衿に少しかかるくらいに折ります。
袖は身ごろからはみでないように折り返しておきます。

③上前のわき線も中心に寄せて袖は折り返し、裾からふたつ折りにします。

・羽織だたみ

羽織紐は、外してからたたむようにしましょう。

①左側に衿の方を向けて広げ、平らにのばしておき、衿は自然に内側にそわせ、マチを半分に折っておきます。

②左前身頃の衿を右前身頃の衿に重ね、衿肩あきの折り目を整えておきます。

③左身頃のマチを右身頃のマチに重ねます。

④上の袖(左の袖)は上方に、下の袖(右袖)は下方に折り、たとう紙に合わせて収納します。

・コートだたみ(道行コート)

①肩山を左にして平らに広げます。

②スナップは外し、手前の身ごろをわき縫いで折り袖を折り返します。

③反対側も同様に折り、裾から二つ折りにします。

*何本も折じわが入らないように、仕立て上がりの線にそってたたみます。
また、収納する際にはスナップの後がつきにくいように当て布をしておきましょう。

・袖だたみ

袖だたみは、着物を広げてたたむ場所がない場合や急いでいる時などにたたむ方法で、立ったままでもたためます。

①着物の袖に体の前から腕を通して中心で合わせます。(着る時の反対です)
片方の手で両方の肩山を合わせて持ち、もう一方の手で衿を内側に折り込みます。

②身ごろ側に袖を倒し、袖幅にくるくるとたたんでいきます。

まとめ

着物のたたみ方は様々ですが、まずは本だたみをマスターすると、あとのじゅばんや羽織、コートなどは仕立て上がりの時の折じわの通りに折っていくとたためます。
夜着だたみはコツがいりますが、苦手な場合は紋や箔、刺繍などを保護していれば、本だたみでも問題はないようです。
いずれにしても、次に着ることを考えて、よけいなところにしわができないように、ていねいに扱うことが大事です。

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